入院お役立ちグッズの紹介

 タイトルの通りですが、たまにはご覧いただいている方に役に立つような情報を発信しようか、ということで記事にしたいと思います。


 個人的に入院生活(まだ終わってないんですけどね)に持ち込んでよかったと思うものを理由とともに列挙していきますので、これから入院を控えてる方の参考になればと思います。


 念のためですが、全ての使用感等の表現は私個人の感想です。


 また、本ブログは一切収益化されておりませんので、「アフィやんけブログ」が嫌いな方も気軽にリンクをポチポチしてみてくださいね笑


 では以下順不同でお送りいたします。

 
エントリー№1:モンダミン プレミアムケア

www.earth.jp


 アース製薬さんが出しているモンダミンシリーズの最上位(多分)商品ですね。


 BEP治療では口内炎が頻繁にできると聞いていたし、白血球減少時における感染症は口内細菌を飲み込むことが原因である気がしたので、入院初日から導入していました。


 使い方としては、歯磨きの度に仕上げとして使用するのと、夜トイレに起きる度に少量で洗浄していました。(夜なので静かにね)


 せっかく口内をきれいにしても、1~2時間で元の雑菌だらけ状態に戻ってしまうようですので、まったく遠慮せずにバカバカ使っていました。


 直接的に寄与したかは検証できませんが、今のところ口内炎は1回。白血球減少時における感染症、発熱などは経験しておりません。


 特有の刺激が苦手な方向けに、低刺激タイプもあるようですね。



エントリー№2:耳栓(商品名:PURA-FIT 6800)
 
www.moldex.com


 入院病棟なんて夜でもバタバタ音がするんやろうな、ということで耳栓を探していたところこいつに出会いました。


 安いから試しに使ってみるか、ぐらいの気持ちで買いましたがこいつがいい仕事するんです。


 選定理由としては、そもそも、安くて数回で使い捨てられないタイプはどうせ無くしますし、地面に落とすなど汚れたら不衛生なので眼中にありませんでした。


 また、耳をがっつり埋め尽くすタイプの方が遮音性高いと思いましたのでこういうタイプを買ってみたのです。


 予想は見事に当たり、外部の音を8割程度カットしてくれ、かつ汚れたら捨てるという衛生的な使用を可能としました。


 これまでの約二か月という入院期間で、特大いびきや寝言マンにも遭遇しましたが、こいつのおかげで入眠に苦労したことはありません。



 エントリー№3:冷たくてもおいしい、弁当用カレー


 ご飯やトーストにかけて食べる、冷めたままでもおいしいという売り文句のカレールーです。


 私はカレーが異常に好きで、週一回は食べたいのですがそう都合よく病院食にカレーは出てきません。かといって毎回おいしいコンビニカレーの在庫があるとも限らない。


 また、病院食のおかずが少なくて微妙なんてしょっちゅうあることです。


 そういう時にこいつの出番!


 白米にかければ簡易カレーライス、トーストにかければカレーパンの出来上がりです。


 私は2種類試したので、比較する形で紹介します。



ハウス ココ壱番屋監修 もってこカレー
housefoods.jp


 スパイスが利いた感じの味わいとサイコロジャガイモとニンジンの食感が特徴です。


 トーストより白米にかけるのに向いていると感じました。



グリコ ちょい食べカレー
www.glico.com
 

 こちらは、ハウスさんの商品よりまろやかよりの味わいでした。具材感はそこまで感じないですが、バランスの取れた味わいです。


 トーストと白米どちらにも合いますが、甘口よりなのでトーストの方が相性いい気がします。



エントリー№4:ファブリーズ

 
 みなさんご存じに商品なのでリンクは張りませんが、これもだいぶ役に立ちました。


 入院中はかなり長い時間ベッドにいますし、投薬の影響で汗ぐっしょり、点滴や副作用のせいでお風呂に入れないなんてこともあると思います。


 なのにシーツ交換は週に一回しかありません。


 これではあっという間にベットが異臭を放ち始めるのも必然というもの。パジャマに臭い移りますし最悪です。


 看護師さんも人間ですから臭い患者やベッドの所になんて行きたくないですよね。


 長期間お世話になる看護師さんに嫌われたくないのでこいつは必須アイテムとなりました。



エントリー№5:粘着クリーナー ハンディ トルクル(by IRIShealthcore)

https://www.irisplaza.co.jp/index.php?KB=SHOSAI&SID=H572613


 以前別の記事でも紹介しましたが、抗がん剤による脱毛がある方には必須アイテムとなるコロコロクリーナーです。


 近所のドラックストアでたまたま手に取ったのですが、この商品がとても機能的で優秀だったのであえてご紹介します。


 数ある商品の中でこれが特別優れていておすすめだと思うのは、粘着部分が斜めにカットされており、かつ1シート毎に独立して層を成しているのでとてもはがしやすい点です。


 自宅で使っている別の商品は、通常のまっすぐカットかつ連続シートタイプなのですが意図しないところで切れたり、斜めに切れてしまったりと煩わしい事が起こります。きっと皆さまも経験されたことがあるでしょう。


 この商品はそういった事象が一切発生しない上に、ちょうどいいサイズ感で荷物が増えがちな長期入院でも物量を気にせず持ち運べます。



以下 その他、誰もが持っていくであろうあると便利なグッズの羅列

・S字フック

・全身の保湿クリーム類(病室は異常に乾燥しています)

・プラコップ(一日で飲みきれない飲み物も衛生的に分割して飲めます)

・味付け海苔(ご飯のお供だけでなく、そば、うどん、ちらしずしと登場シーン多。不足しがちなミネラル分。)

・付箋(欠食の予定をまとめて伝えたり、売店に出かける時など書置きに便利)

・アロマ(寝る時のリラックス効果&充満した薬剤の臭いを上書き。ケモ中だと受け付けない場合があるので注意)

・ガム(口の乾燥を防止し、口内環境の安定に一役買う)


 こんなところでしょうか。


 書き忘れているものがある気もしますが、気が付いたら追記していきたいと思います。


 一つでもお役に立てるものがあれば幸いです。


 それではまた次の記事でお会いしましょう。

快復後やりたいことシリーズ(その2)

  • 妄想段階ですがね

 シリーズもの第2弾になります。


 今回の内容は何となく頭の中で実行までの絵は描けているのですが、何ぶん準備に時間がかかりそうなのでとりあえず構想段階の内容を記載していこうと思います。


 具体的な内容は順を追って述べていきますが、簡潔にゴールを記載すると「病気を予防する可能性を秘めた料理をストレスなく摂取する為のシステムを構築し健康的な食生活を実現する」となります。


  • 不健康なおいしさをひたすらに求めてきました

 最もおしいものは脂っこくて、味が濃くて、腹がはちきれるまで食べたくなる。これは世界共通認識だと思います。


 食べることが大好きな私は、若さを言い訳にこのおいしさの定義に合致する食べ物ばかりを求め、散々偏った食生活を続けてきました。


 寿司、焼肉、ラーメン、ピザetc. & 酒と酒と酒  ってわけです。


 野菜ももちろん好きなのですが、野菜を使った料理でおいしいものを食べようとすると主菜の他に副菜として料理数を増やす必要がありますし、外食の場合には追加料金を支払ってサラダを注文する必要があります。


 一品考える面倒さやコスト面を考慮するとやはり野菜に手を出す頻度は減ってしまうわけです。


  • もしかして健康的な食生活って大事なのでは


 いや、もちろん知っていましたよ?軽視されており、実行できていなかっただけなんです。


 今回がんに罹患した原因を色々考えていく中で、食生活も多かれ少なかれ影響しているのではないかという思考に至るのは実に自然なことでした。


 再発は怖いですし、がんの恐ろしさを実感してしまっては、その他のがんに体を蹂躙されるなんてことは是が非でも避けたいですから、少しでも後悔のないように生活様式を変更してみたいと思います。

 
 しかし、大好きな酒はそう簡単に手放せないですし、記事の下部で登場する発がんリスクを高める食材を絶った生活なんて、ストレスマッハで逆にいろんな病気になりそうな気がするのでパス。(もりもり食べれるのに炭水化物を避けて長生きするなんて楽しいと思えないですね。)


 なので妥協案として、発がんリスクを低減させる(あるいはもっと大雑把に健康増進に寄与する)食材をこれまでより頻繁に摂取してみようじゃないか、という結論に至りました。


 さて、方向性は決まったのですが、前述の通り野菜その他健康食材は足が遠のいてしまう原因因子をいくつも抱えています。


 お金は、払えばいいのです。問題なし。治療費より安いと考えましょう。


 問題は毎食の献立に合う栄養価の高いレシピを考えることです。


 調理に至る工程を簡単に記載すると以下の通り。

 1、発がんリスク低減食材の把握
 2、当該食材の中から今の気分に会う料理を探り当てる

 3、レシピの検索
 4、食材の調達
 4、調理

 
 通常の献立決定と異なる部分は、赤文字のところ。

 
 ご存じの通り、各家庭の台所の番人方は、単純に毎日の献立を考えるだけでも苦労しているわけですが、それに加えて使用できる食材に制限がかかってくるわけです。(厳密には食材選定が優先され、そこから食べたいものを探るという思考順序の問題ですかね。)


 これでは料理を生業としている人でもない限り一日で挫折間違いなしだと思います。


  • 病気を予防する可能性を秘めた料理をストレスなく摂取する為のシステム構築


 そこでこんな解決策を考えてみました。(前置きが長すぎましたね笑)


エクセルを使ってランダムに献立を提案してくれるシステムを作ってみよう!

 1、ネットでがん予防によい(or健康的)とされている食材をピックアップ = BD
 2、その食材を使ったレシピを考案しエクセルにストック 
   = 献立候補 & 必要食材の提示
 3、VBAで献立上の役割(主菜、副菜、お口の潤いなど)毎に献立ガチャを作成 
   = 気分の献立を探す手間を省く
 4、随時内容をアップデートして一生使える献立支援装置の完成

 
 ベースの構築はめちゃくちゃ骨が折れそうですが、一度フォーマットが仕上がってしまえば、毎日気分の健康献立が出るまでガチャを回すだけで、今回の健康食生活作戦におけるもっとも煩わしい部分を回避できるようになりますね。


 あとは、ガチャで出たメニューを中心に普通の献立を組み立ててればいいので楽勝でしょう。

  • ちょっと手を付けてみました


 試しに、初動にあたる食材のピックアップをやってみました。


 主眼はがん予防ですが、健康にいいなら縛りなしです。


 少し調べただけでも色々出てきますね。


 こんなのとか

がん予防になる食べ物

f:id:garasusyokunin:20210223191136p:plain

引用元:健康長寿ネット
がん予防のための食事とは | 健康長寿ネット


 こんなの


食物関連要因とがんとの関連のまとめ
f:id:garasusyokunin:20210223191245p:plain

引用元:がん治療.com
がん予防12か条【がん治療.com】

 
 これらの情報を集約してDB化すれば十分ではないでしょうかね。


 「ネットの情報なんて」という声もありそうですが、たくさん調べれば帰納法的に正解に近くなるでしょ(適当)


 

 さて、長々書きましたが、本当に大変なのはこれからです。


 治療が終わっても自宅療養が長いでしょうから、その期間を利用して作りこんでみたいと思います。


 それではまた次の記事でお会いししましょう。

第2クールの闘い

  • 大変ご無沙汰しております


 前回の記事から大きく間が空いてしまいましたが、第2クールの治療についてまとめて書いていきたいと思います。


 現在第2クールDay11(ブレオ3回目投与に向けた準備期間)です。


 今回の投与による倦怠感が前回よりも大きく、なかなか筆を取る気になれなかったことが原因ですが、ようやっと倦怠感が遠のいてきたので、第2クール終了までの間に書けるだけ様々な記事を書いていく所存です。


  • 第2クールの副作用

 
 予想はしておりましが、第2クールの副作用は第1クールよりも強烈なものでした。

 
 倦怠感、しゃっくり、胸やけ、食欲不振。前クールと違う症状が出るわけではないですが、全体的にレベルアップした感じですね。


 ただ、前クールの経験があったので症状を抑制する薬を早めにもらい、対処できる症状についてはさっさといなくなってもらいました。


 倦怠感だけはどうしようもないのでお付き合いしましたが、やはりきつかったです。目薬を差そうと思って左目に差し、そこで気力が無くなって次の右目に差すまで5分かかったなんてこともありました。


  • 精神的なダメージの蓄積も感じました


 第1クールは「さあ、治療はじめるぞ」っていうある意味フレッシュな気持ちがありましたし、向き合うのも初めての現象ばかりで対応している内に終わったという印象でした。


 一方で第2クールともなると、長期入院による飽きや、外の世界から隔絶されているという疎外感、まだもう1クールあり、その後に手術も控えているという現実、など様々なマイナス感情の因子から長期間攻撃を受けた結果、蓄積された精神的ダメージが噴出しそうになる場面もありました。


 普段の私なら,、精神的にダウナーな時はニンニクマシマシ油そばとか絶品寿司などに手を伸ばすところですが、当然そんなことはできません。


 前回の記事で書いたような共同生活のツラミと相まってストレスは溜まる一方です。


  • どうにか気持ちを上向きに


 精神状態が体に与える影響は言わずもがな、なんとかして前向きな気持ちを取り戻すべく様々な試みにチャレンジしました。


 ①病院食にめちゃくちゃわがままを反映させる

 今クールで病院食の単調な味付け&白米の組み合わせが受け付けなくなり、メシが美味しくないというのは精神安定の観点から大変よろしくないということで、看護師さんにお願いして病院食をカスタマイズ。

 
 朝食をすべてパン食、昼食をすべて麺食に変更。さらに、一週間のメニューを確認して食欲をそそらないものは欠食にして虫食い献立を作成。

 
 欠食の部分はコンビニで調達するか、嫁にお願いして外部の料理をデリバリーしてもらいました。(病院内にはナチュラルローソンしかないので、セブンイレブンのものが食べたくなるのです。)


 ②料理系YouTubeを見ることでテンションアップ

 YouTuberの動画なんてヒカキンぐらいしか見たことなかったのですが、ここにきて面白い企画をやっているYouTubeを見るとテンションが上がることに気が付き、最も興味がある料理系の動画を探して見るようになりました。(きまぐれクック、谷やんとか)
 

 ただこれは劇薬で、紹介された料理がものすごく食べたくなり、胃酸が沸き上がってきて胸やけを招くことも笑


 ③少しでも体を動かす

 血流が悪いと精神的に落ち込みやすくなるのでは?という発想に行き当たり、倦怠感が遠のいた隙を狙っては体を動かすようにしていました。


 コロナの影響でやめてしまいましたが、以前はボディコンバットというジムのプログラムにドハマりしていました。


 ただ歩くだけだとつまらないので、その時覚えた型をイメージしつつ、太極拳よろしくゆっくり体を動かすことで体液がしっかり循環するように働きかけてみました。


 Bodycombat 参考動画(格闘技の型を取り入れて体を動かすプログラムです)
www.youtube.com



 ④とにかく妻に話しまくる。頼る。

 仕事しながらお世話してもらっているところに輪をかけて甘えまくってしまいました。これはかなりのプラスになりました。


 病院食に辟易した私に様々なメニュー(カレーや牛丼etc.)を配達してくれ、一方で電話で体調の悪さについての話を聞いてもらい。

 
 ばっちり治ったらたっぷりお返ししますからね!


  • 受動的なプラス要因も


 上では能動的に色々試したことを書きましたが、それとは別に周囲からの援軍もありました。


 ①妻からのバレンタインデー

 甘いものを感じにくくなっている私にチョコレートというわけにもいかないところ、こんなものをくれたのでした。

f:id:garasusyokunin:20210219164216j:plain

 
 中身は恥ずかしいのでお見せしませんが、こんなことされたら惚れてしまいますよね。(私はこういうの照れてしまうタイプですが、この時ばかりは妻に電話して中身について語らいました笑)


 有名な商品みたいですので、詳しくは検索してみてください。


 今後はこれを励みの一つとしていきたいと思います。



 腫瘍マーカー値が下がっている


 仮にも闘病記なのだからこの手の話をメインに据えるべきなのでは?とも思いますが、書きたいことを書いているだけなので心に残った方から先に記事にしてしまうわけです。

 
 もちろん、これは嬉しい結果通知でした。


 第1クールの投薬により、腫瘍マーカーの値がかなり減少していたようです。


 第2クールも頑張れば、一層の効果が期待できると背中を押された気がしました。

  • 治療後半戦に向けて


 ものすごく長い道のりを進んできた気がしますが、治療も残すところあとブレオ一回とまるまる1クール、そして残った腫瘍の切除手術となりました。


 今のところ重篤な副作用や感染症に悩まされることなく順調に進んでいるものと考えております。


 しかし、今後どんな不測の事態に直面するかわかりませんので、これまで通り(特に感染症に)十分に気を付けつつ、SNSでつながっている先人の皆様の経験も参考にしながら、万全の体制で治療に臨んでいきたいと思います。


 それではまた次の記事でお会いしましょう。
 

オアシスを経て再入院 ~年長者に対する持論を添えて~

  • 一時退院してきました

 ご無沙汰しております。


 2月4日(木)から8日(日)にかけて、気分転換ということで一時退院し自宅で療養しておりました。


 主治医の「ずっと病院だと飽きちゃうでしょ」という言葉通り、ゲームやパソコン、ナンプレなど多彩な遊び道具を持ち込んでいる私でも、やはり三週間もいれば辟易してくるものです。


 前記事の通り白血球の値次第で帰宅できない可能性もありましたが、注射と多食(※)のおかげ?で白血球の数が爆発的に上昇し、無事予定通り帰宅することができました!

 ※ 私は昔から風邪を引いたときや疲れた時に、大量のたんぱく質とビタミンが入った食事を山盛り食べることで改善されると信じています。
  
  あ、これ熱出そうだな、と感じたら1人で大量の焼肉を摂取することで未然に防いだ経験などがあります。(誰も共感してくれません笑)


  今回の入院中にも、隙あらばささみスティックやゆで卵、野菜ジュース等を購入し、むしゃむしゃ食べています。


  そもそも病院食って量が少ないし栄養足りない気がするんですよね!(栄養士の皆様、失礼しました!)



  • これぞオアシスや

f:id:garasusyokunin:20210210093308j:plain


 一時退院してみると、自宅のなんと快適なことか!

 
 私は妻と2人で住んでいますが、まず同じ居住スペースに家族しかいないという環境があるだけでどれだけリラックスできるかということを実感しました。


 裏を返せば、やはり他人との長期間共同生活を送るというのは、様々なストレスがかかっていたんだなと思います。


 この件はまあ話が長くなるので末尾で…  →  末尾のおまけ


 さて、脱線してしまいましたが、オアシスにおける私はそりゃもうやりたい放題してやりました。


 まずは食事ですが、前述の通り食事による療養効果を妄信している私は、猪突猛進、キャベツはもう芯までかじっちゃう勢いです、Yo!


一時退院中に食べたもの
朝食 昼食 夕食 間食
4日 病院食 炒飯・餃子・麻婆豆腐 しらすとエリンギのペペロンチーノ なし
5日 果物ヨーグルト・チョコワ ドミノピザL・チキン3P・サラダ とろろそば・煮物 ハーゲンダッツ
6日 おじや・煮物 酢鳥(からあげ5個入) 自家製海鮮丼(のり・しそ大量) 妻お手製パウンドケーキ3P
7日 パウンドケーキ2P カレーライス(特盛) 辛味噌ラーメン ハーゲンダッツ
8日 カレーライス(小盛)・シリアル スパゲティミートソース150g 病院食 蒟蒻畑

 
 いやー高カロリー高たんぱく高ビタミン!素晴らしいですね。


 妻はかなり料理がうまい(まーた自慢)ので、メーカー名の記載があるもの以外は全部手作り!感謝感謝です。


 また、空き時間は散歩して日光浴びたり、妻とゲーム三昧したりひたすら家でのんびり過ごしました。


 毎日浴槽入れるのも素晴らしいですね。


 一時退院最高!

  • そして再入院

 2月9日からの第2クールに備えるべく、8日に再入院しました。


 オアシスの回復効果により血球がほぼ正常値に戻っていました!特に血小板が2.5倍になっていたのが嬉しいですね。


 昨日よりさっそく抗がん剤オールスターズを投入しておりますが、今のところ大きな副作用はなさそうです。


 点滴針もいいところに入ったみたいで快調ですし、幸先のいいスタートと言ってよいでしょう!


 ご覧いただいている同志の皆様、引き続き共に頑張りましょう!

  

  • おまけの話 年長者たるもの思いやりの気持ち等が成熟していても

 あまり文句ばかり書きたくはないですが、おじさん方や老人というのはどうしてあんなに行動が粗暴になるんでしょうかね。


 いびきはすごいし(私もかきますが対策してます)、うがいはうるさい、トイレの使い方は汚い(自分で掃除したことないのかしら)、しゃべり方が威圧的(怒鳴る人も複数見た) etc.

 
 手術前後合わせて賞味一か月の入院で、二十人程度の方と同居しましたが、いずれにも該当しない人って片手で足りるぐらいしか思い浮かばないですね。

 
 社会的に成功しているんだか、家庭では長として君臨しているんだか知りませんが、世話を焼いてくれる看護師さんや赤の他人である同居人に気を使えないような、思いやり・想像力欠如野郎が指導的立場に座っている組織、ひいては日本(←イイスギィ)は腐っていくと思うんですよね。

 
 基本的に年長者には無条件で敬意を払うようにしていますが、人を思いやれない想像力欠如型でただ歳食っただけの人と判明した場合は例外判定していますね。嘘が苦手なタイプなので、たぶん口調とかに現れちゃってます笑


 おっと、筆が乗って持論を展開してしまいました。入院前、コンビニで非常識おっさんに嫌な思いをさせられた記憶が蘇ってしまいつい。


 お目汚し失礼いたしました。


(でもサラリーマンやっていると思いやりのない上司や先輩がいる部署はパフォーマンス低くなりがちだと感じますよ、ホント)



 それではまた次の記事でお会いしましょう。

はらはらと舞い散る髪に愛を込め

  • 脱毛が始まったぞ


 抗がん剤治療をすると髪が抜ける。
 

 がん治療のイメージとして最も定番であり、誰もが真っ先にイメージするのではないでしょうか。


 私の場合も例にもれず、予期していた通り治療開始三週目となった昨日から顕著な脱毛が始まりました。


 今朝起きたら枕が大変なことになっていたので写真を撮りましたが、グロ画像なのでアップしません。誰得なんだよって話ですのでね。

 
 代わりに便利グッズの写真を貼っておきます。

 
 私の妻は大変仕事ができるのでこんなものを持たせてくれました。

f:id:garasusyokunin:20210203093359j:plain
コロコロ粘着クリーナーハンディー(アイリスオーヤマ製)

 
 ベッドやパジャマが大惨事となってしまったわけですが、こいつのおかげで看護師さんに不快感を与える前に処理することができました!


 コスパ最強ツールなので皆様も是非使ってみてください。


 さて、髪が抜けるという現象はあらかじめ予期していたのでそれほどショックではありませんが、やはり長年連れ添った毛根がボロボロにされていると考えると、可哀想に感じ、抜けてしまった髪も愛おしく思えてくるわけです。


 すべての治療が終わったあかつきには、最高の環境とケアを提供して労わってあげたいと思います。

 (生え変わると天パになるっていう話を聞くのですが本当なのでしょうか…)


 手始めに炭酸スパ&ヘッドマッサージでもやってみますかね。


 何か素晴らしいケアをご存じの方がいらっしゃいましたら紹介していただけるとありがたいです。



 それではまた次の記事でお会いしましょう。


 


 

一時退院と白血球

 ご無沙汰しております。

 週末は嫁とゲームばっかりしているので全く更新しておりませんでした笑

  • 一時退院について

 抗がん剤治療は一回の投与サイクルを1クールとして、それを複数回行うことが基本となります。


 そして、各クールの間には、鬱屈となりがちな入院生活に対するオアシスとして、少しの期間でも一時退院を設定するのが一般的なようです。


 斯く言う私の場合も今週退院の予定が告げられたわけですが、困ったことに副作用による白血球の減少が顕著に出ており、まずこの数値を正常に戻さないことには如何ともしがたいという状況になっております。


 これは余談として先生から聞いたのですが、本来コロナが流行している状況でなければ、クール中にも一泊二日で一時退院などができるようです。


 コロナのク〇ったれは本当に色々やってくれますね(怒

  • 白血球の数値

 そもそも白血球の数値が減少するとなぜ色々と支障があるのかというと、白血球の一種である好中球(???「さんをつけろよデコ助野郎!」)が侵入した細菌を食べてくれる作用を担っているからです。
 

 好中球さんが少ない私の体はちょっとした細菌感染が重症につながる為、外出はもちろんお風呂もNG。今日から予定されていたブレオマイシン3回目の投与もスキップとなってしまいました。


 一時退院もこの数値が正常範囲に落ち着かないとできないということになっています。


 対抗策として先週末から白血球数を上昇させる注射を打っていますが、なかなか思うように上がってくれません。


 まあ焦らずじっくり待つしかないので、病院食で足りない栄養を勝手に補いつつ頑張りたいと思います。



 「白血球さん頑張って~」 cv.花澤香菜

 (はたらく細胞はとても為になるアニメなのでお勧めします!下に公式のリンク貼っておきますね。)

  
hataraku-saibou.com


 

 
 それではまた次の記事でお会いしましょう。

 

100PV感謝します!

ありがとうございます!! 

 入院中は暇な時間が多いしせっかくレアな経験をしたんだから記録しておこうか、という程度の気持ちで始めたブログでしたが、あっという間に100回を超えるアクセスをしていただきました。

 貴重なお時間を割いて、稚拙な駄文をお読みいただきありがとうございます。

 読んでいただいていると思うと書くのも楽しくなってきましたので、体調の許す限り更新していきたいと思います。

 引き続きお引き立てのほどよろしくお願いいたします。


 あんのん園の管理人